seit 27 der August 2010
2010.10.27 Wed
墺さんのお誕生日お祝いのSSになります。
一日遅れたのは……じ、時差だよおおお!!!((
まさかの墺普になりますので、苦手な方はお控え下さい。
「やー!!」と言う方は追記よりどうぞ^^^^
一日遅れたのは……じ、時差だよおおお!!!((
まさかの墺普になりますので、苦手な方はお控え下さい。
「やー!!」と言う方は追記よりどうぞ^^^^
「お、おい坊ちゃん!!」
「何なんです?こんな遅い時間に……」
玄関のベルが何度も鳴って、ローデリヒは軽く髪型を整えて門を開けた。
寒い北風が肌に刺さる。
そんな寒さの中、ギルベルトが立っていた。
ドアが開いたのを見てマフラーを緩く解いた。
「26日の23時59分59秒まではお前のその……た、誕生日だろう!?」
「えぇ、まぁそうですが」
「俺からのプレゼントだっ!!エーデルワイス、お前の国花だと思って、その……」
「……私は薔薇の方が好きなんですがね」
「なっ!!お前俺様がせっかく買ってきたのを……!!」
「嘘ですよ、お馬鹿さん。ありがとうございます、ギルベルト」
「お、おう……っ!」
「Danke schön.」
そう言ってローデリヒはギルベルトの頬に唇を近づけて囁いた。
心臓の鼓動が聞えてくるくらい、閑散とした中でギルベルトの驚いたような声が響く。
「おまっ……何すんだよ///」
「何ってただの“küssen”ですよ?」
「お前っ~!!」
「それと、貴方からお祝いの言葉を頂いてないのですが?」
「プ、プレゼント渡してやったんだから、それで良いだろうっ!?」
「あら、寂しいじゃないですか。エリザベータやフェリシアーノを言って下さいましたよ」
「……zum Geburtstag.」
ギルベルトはわざとマフラーに顔を埋めて、小さく呟いた。
「……」
「だ、だからっ!!Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag!!!……あっ」
「……ふふ」
「な、何笑ってんだよ!!」
「いえ、貴方の必死な顔が面白くって」
「……っ///」
――貴方が来て下さったことだけで、最高のプレゼントなのに。
そうローデリヒは思いつつ、ギルベルトのマフラーに手をかけた。
「さぁお入りなさい。今度は私からのお返しを致しましょう、ギルベルト」
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1994/04/16
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